This is Carolina Reaper

世界一の辛さ!!
話題のキャロライナリーパー

2013年に150万スコヴィルという規格外の辛さでギネス世界記録に認定、2017年現在も記録を破られることなく文句なしの世界一辛い唐辛子です。

はじめての方にとっては衝撃的なほど辛いですが、実は糖度も高く、
辛さの奥にある甘さに病みつきになる方が続出です。

This is Carolina Reaper

キャロライナリーパーの育て方

1. 種まき

初期成長の遅いキャロライナリーパーは、まだ寒い2月に種まきをします。
専用の保温マットで24時間暖めてあげます。

2. 鉢上げ

葉っぱが隣と重なりあうようになってくると、次はポットへ植え替えます。
スリットポットという特殊なポットで根はりが良くなります。

3. 定植

5月~6月になり気温が暖かくなってくるとようやく畑へ定植です。
たっぷりの馬糞堆肥と有機肥料でふかふかになった土に一本ずつ丁寧に植え付けます。

4. 栽培管理

支柱立て、摘果、摘芯、草むしり、虫とり、葉面散布による追肥…毎日地道な作業が続きます。

5. 収穫

9月に入るとようやく収穫が始まります。
オーガニックファームHARAでは追熟はさせず、木についたままで完熟した真っ赤な実だけを一つ一つプロの目で選別し収穫します。
少しでも虫喰いのあるものや傷んだ実は食用にはしません。

6. 種採り

秋の収穫の際に、最も形の良いキャロライナリーパーの実を来シーズンのために自家採種します。
唐辛子は非常に交雑しやすいので、自社の畑では他品種の唐辛子は栽培せずキャロライナリーパーのみを栽培しています。
そのような厳戒体制のうえで純粋な血統のキャロライナリーパーが受け継がれていきます。

肥料のこだわり

馬糞に魚粉と米ぬかを混ぜて完全発酵させたオリジナル堆肥を10aあたり2t施肥します。
その他の肥料は鶏ふんやかきがら石灰などの有機肥料ですが、特にバットグアノという高級な化石肥料を施肥することで高品質のキャロライナリーパーが収穫できます。

葉面散布にはオランダ認証のオーガニック肥料を使用しています。
当然、ミツバチやテントウムシなどの益虫に影響はありません。

加工のこだわり

最高のタイミングで収穫されたキャロライナリーパーはその日のうちに畑直結の加工場に送ります。

香りを飛ばしてしまわないように専用の乾燥機で3日間かけてじっくり乾燥させたキャロライナリーパーは粉砕機で一味唐辛子になります。

世界一辛い唐辛子なので、粉砕の際は全身防護服と防塵マスクを着用しなければ非常に危険です。
この工程は食品加工というよりは兵器の製造に近いので、周りに民家があるような環境ではキャロライナリーパーの加工は不可能といえます。